会長挨拶


南窓会会員の皆様におかれましては、益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。日頃は南窓会活動にご理解ご協力をいただき、心より感謝申し上げます。

私は、令和7年8月の南窓会総会において、前北勇人会長の後を受け、南窓会会長を務めることとなりました昭和56年卒松阪高校普通科卒の内田俊哉と申します。このような重責を引き継ぎ身の引き締まる思いでございます。

ご存知のように、本校は明治43年(1910年)飯南女学校として発足し、今年で115年を迎える歴史と伝統ある学校です。現在卒業生は33,000人を超え、多くの仲間が日本全国あるいは海外で活躍されており、大変嬉しく誇りに思っております。

その多くの仲間がより友好を深め、より交流を図れるようにと毎年8月に開催される南窓会総会に加え、平成28年(2016年)には南窓会関西支部が発足、令和5年(2023年)には関東支部が発足され、それにより同窓会の活動が大きく広がりました。

このように人と人とのつながりを充実させるソフト面での取り組みと共に昨年より「南窓会だより」の紙面での廃止に踏み切り、Web上での配信(発刊)に切り替えてリアルタイムで南窓会会員の活躍ぶりや現在の松阪高校の状況がわかるようにとハード面でも変革に取り組んでまいりました。

今年度は前会長の意志を引き継ぎ、両面において更なるブラッシュアップに務めてまいりたいと思いますので、引き継ぎ南窓会活動により一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。最後に会員各位のご健勝・ご多幸を祈念申し上げ、会長就任の挨拶とさせていただきます。

南窓会会長 内田 俊哉

学校長挨拶


南窓会の皆様には、益々ご健勝のこととお喜び申し上げます。また、平素から本校の教育活動に温かいご理解とご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。私は令和6年4月1日に着任しました。松阪高等学校発展のために精一杯努力する覚悟でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

さて、松阪高等学校とは深い縁を感じています。平成24~26年度の3年間、通信制課程の教頭をしておりました。ちょうどその時、野球部が夏の甲子園初出場という快挙を成し遂げ、裏方として記念品の整理等をしていました。その時に強く思いましたのは、南窓会の皆様の絆の強さ、愛校心の強さです。あれから12年、干支が一回りしました。現在の松高生は、小学校に入学する前で記憶は薄いかもしれませんが、家族や地域の方々から話は聞いていることでしょう。「自主自律」の校訓のもと、高い次元の文武両道に邁進し、清新はつらつたる素晴らしい校風のもと、歴史と伝統のある松阪高等学校に集うよろこびを感じていることと思います。

また、南窓会前会長の小林秀則さんが久居高の校長であったとき、私は3年間ご一緒させていただきました。小林さんが松高の校長になられてからも、何度もお会いする機会があり、その度に松高に対する強い愛情を感じました。森山隆弘前校長をはじめ南窓会の方々からは、松高のさらなる発展を託され、松高の校長としての責任の重大さを感じています。

現在の松阪高等学校は、文部科学省「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」の3期目の指定4年目を迎えています。国際舞台で活躍する科学技術系人材の育成を目指した研究を進めるなど、次の時代を見据えた特色ある教育活動に取り組んでいるところです。4月の入学式では新入生に、2つの「そうぞう」力を高めてほしいことを伝えました。心に思い描く、想像力と、新しいものをつくり出す、創造力です。多くの仕事が人工知能にとって代わられつつある現代、人間だからこそできる「想像」と「創造」は益々重要となっています。本を読み、他人の人生を追体験するなどして想像力を高めるとともに、松高SSHをはじめとする探究活動に積極的に取り組み創造力を高めるよう伝えました。

変化の激しいこれからの社会において、本校で学ぶ生徒たちが、それぞれの可能性を伸ばし、逞しく生き抜き、リーダーとして成長できるよう、教職員一同全力で取り組んでまいります。南窓会の皆様には、本校の教育振興のため、変わらぬお力添えを賜りますようお願い申し上げご挨拶とさせていただきます。

学校長 井ノ口 誠充

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